校長あいさつ

 

山梨県立甲府支援学校へのアクセスありがとうございます。

 本校は、肢体不自由の児童生徒を対象とする特別支援学校で、今年60周年を迎えます。本校のルーツは、1959(昭和34)年に甲府市羽黒町に山梨県立あけぼの学園(児童福祉法による肢体不自由児療育施設)の開設に伴い、入所者に訪問教育を行うために甲府市教育委員会から2名の教員が派遣されたことにあります。そして、「山梨県に肢体不自由児を教育する学校を」という保護者の熱心な設置運動により、1963(昭和38)年4月に山梨県立養護学校として開校しました。その後、あけぼの学園内にあけぼの分校、県立中央病院内に病弱教育を行う中央病院分校が設置されました。それらの分校はその後、あけぼの養護学校、富士見養護学校として分離独立しました。1994(平成6)年には、富士吉田市立下吉田第二小学校内に分校が設置され、その後ふじざくら養護学校として分離独立しました。このように、本校は山梨県の特別支援教育の中核的な存在としての役割を果たしてきました。

 

 本校の教育目標「ひびき合え 心豊かに すこやかに」のもと、次のような学校を目指しています。

 ○子供も教職員もいきいきと成長する学校

 ○夢と希望と感動のもてる学校

 ○安心・安全に過ごせる学校

 ○基礎学力が育つ学校    

 ○思いやりの心が育つ学校

 教育は児童生徒と教職員の相互の生きた充実したやりとりにおいて成り立つものです。児童生徒と教職員が相互にひびきあいながら成長し、児童生徒が希望を持って学び、自己実現できるよう、教職員が一丸となって取り組んでまいります。どうぞよろしくお願いいたします。

 

令和5年4月      

校 長   小田切 一博