2025年5月20日カテゴリー:

【校長室通信31】シリーズ「リーダーズインタビュー」11

 今回は、進路指導主事に聴きました。

 

校長:まずは自己紹介をお願いします。
大野:
 今年度、進路担当になりました。大野宏一郎です。
 甲府支援学校に来て14年目を迎えますが、ずっと高等部にいさせてもらい、昨年度までの7年間は高等部の学部主事として務めさせていただきました。
 今年度より進路担当として、これまでの経験をいかして皆さんの進路について全力でサポートしていけたらと思います。どうぞよろしくお願いいたします。

 

校長:進路指導部の状況はいかがですか?
大野:
 進路の取り組みとして、高等部の産業現場等における実習があります。
 春、秋と年間2回に分けて実施しています。個々の実態に応じて実習の有無や期間は異なりますが、みな将来に向けて準備をしていっています。
 また、小中学部の児童生徒、保護者のみなさんにとって過ごしやすい生活環境を一緒に考えていきます。
 個々のご事情に応じた支援先、相談先を一緒に考え、見つけていきたいと思いますので、何かあれば、まずは担任を通じて本校の進路指導係にお声がけください。

 

校長:今年度取組みたいことは何ですか?
大野:
 保護者対象の施設見学を2回実施いたします。
 1回目の見学は生活介護の事業所を中心に考えています。
 2回目の見学は、就労B~移行にかけての事業所見学を考えています。
 準備ができ次第、お声がけしますので、楽しみにしていてください。

 

校長:最後に、みなさんにメッセージをどうぞ。
大野:
 進路指導は高等部だけのものではありません。
 福祉サービスの利用や卒業後の進路選択などに関して、知りたいことや不安なことなどありましたら、どんな小さなことでも構いませんのでご相談ください。一緒に考えていけたらと思います。

校長:それぞれの生活年齢に合わせたキャリア教育があると思います。一人一人の子供が在学中もそして卒業してからも豊かにすこやかに過ごせる生活の情報を、これからも提供していってください。