自立活動学習会
7月23日(水)、本校職員対象の研修会として、《自立活動学習会》を行いました。
外部専門家活用事業として日頃から本校の学習活動にご支援いただいている荒井望 先生(甲斐リハビリテーションクリニック 理学療法士)、服部慎 先生(山梨リハビリテーション病院 理学療法士)から、自立活動(身体の動き)の学習について、【姿勢】【立位・歩行】のグループに分けてご指導いただきました。
【姿勢】グループ(講師:荒井先生)では、呼吸のメカニズムについて解剖学も交えながら説明していただいたり、緊張を緩めるためのストレッチについて実技を交えて学んだり、各姿勢でのポジショニングの具体的な支援方法を教えていただいたりしました。
【立位・歩行】グループ(講師:服部先生)では、胎生期の運動発達を説明していただいたり、身体に触れる際の手の使い方などの身体の扱い方の基本について実技を交えて学んだり、動きにかかわる課題の捉え方や具体的な支援方法についてデモンストレーションを交えて説明していただいたりしました。
どちらのグループも本校の児童生徒を実例に挙げて具体的な説明をしていただいたことで、症例を身近に感じながら実践に即効力のある学習内容でした。
学習会に参加した職員には、真剣な表情で説明に聴き入る姿や実際に参加者同士で互いの身体に触れて学びあう姿が見られました。ここで学んだことを夏休み明けの指導に生かしていこうという意欲が感じられた学習会でした。




