2025年10月22日カテゴリー:

【校長室通信113】本校第14代校長先生が来校されました。

 10月上旬、本校第14代校長の沼上 順治先生が来校されました。
 沼上先生は、平成7~9年度の3年間、本校の校長を勤められた他、教諭時代も含めると20数年本校に勤務いただき御尽力いただきました。

 また、県教育庁や総合教育センターでも指導・研修の担当として御活躍されました。
 当時は、まだ「特殊教育」の時代で、ノーマライゼーション、インテグレーションといった流れの中で、今の特別支援教育、インクルーシブ教育システム構築の礎を築かれていたとのこと。障害の重度化、多様化にも早い時期から関わっていただいていました。
 校長として本校在任中は、県立ふじざくら養護学校(現支援学校)の前身となる下吉田第二小学校内の富士吉田分校の設置・運営と同養護学校の設立にも情熱を注いでいただきました。
 来校の際、本校の歴史を改めて聴かせていただくと共に、本校の現況もお知らせし、過去から現在・未来の本校の姿を語り合うことができました。
 来校翌日、沼上先生から丁寧なメールをいただきましたので、紹介いたします。

 

 『お忙しい中お手数をお掛けいたしました。ありがとうございました。
 昨夜は甲府支援学校のプログを読みました。きめ細かな情報発信をして関係する方々が共有されている事は大変素晴らしいと思いました。
 また、地域を結ぶ特別支援教育の情報誌ひびきが68号まで発信され保護者、地域の方達にとってはとても心強いと感じました。先生方の心が一人ひとりの児童生徒に向かっている姿が読みとれました。
 これからもプログを読ませていただきます。21年間勤務させていただいた甲府支援学校は私にとってはふるさとのように感じられます。保護者、地域の方々に信頼される学校として発展している姿をみてとても嬉しく思いました。』

 

 沼上先生には、今後とも本校へのお力添えをいただきたいと願っています。