全国肢体不自由教育研究協議会北海道大会参加①
「肢体不自由教育の充実をとおした共生社会形成の推進~ウェルビーイングの向上をめざした子ども主体の学びの充実~」の大会主題のもと、11月19日より3日間、北海道旭川市で「第71回全国肢体不自由教育研究協議会北海道大会」が行われました。
文部科学省初等中等教育局 視学官 菅野和彦 氏による講話「特別支援教育の動向と肢体不自由教育への期待」では、次期学習指導要領に向けての基盤となる考え方や私たち教員の授業力向上につながる実践報告を聞くことができました。
また、記念講演では、旭川市旭山動物園 統括園長 坂東元 氏による「伝えるのはいのち 繋ぐのは命」を演題として、お話を伺いました。他者と比較するのではなく、彼ら(動物たち)のありのままの姿で彼らの能力を発揮できる「行動展示」という環境を造ることで、生き生きとした暮らしができること、尊厳を守りながら次世代へ命を繋ぐことが「役目」であることなど、生きることの意味について考えさせられる貴重な講演でした。


